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1mのショートパットが入らないとき|10球でできる見直し方

1mを外すたびに、握り方、構え、打つ強さまで変える。次の一球が入っても、何が変わったのかは分かりません。

ここで使う10球は、成功率を測るテストではありません。前半の5球で外れ方を見て、変えるのは一つだけ。後半の5球で、同じ外れ方が減ったかを確かめます。ボールは1個あれば十分です。

練習グリーンに5個ずつ分けて置いた10個の白いゴルフボールと、白紙のノートと鉛筆
前半5球と後半5球を、同じ条件で記録して比べます。画像は練習準備を示す生成イメージです。

曲がりの少ない1mのラインを選ぶ

練習グリーンで、できるだけ平らに見える1mほどのラインを選びます。強い傾斜や段がある場所では、打ち出し方向と曲がりを分けにくいためです。何球か打って明らかに左右へ曲がるなら、別の場所へ移ります。

ボールの後ろから狙いを決めたら、前半の5球が終わるまで変えません。グリップやボール位置も変えず、まず5球打ち切ります。

メモするのは次の二つだけです。

  • ボールが最初に出た方向:左、狙いどおり、右
  • 結果:カップイン/手前で止まった/カップ脇を通り過ぎた

「右へ出て、そのままカップを通り過ぎた」のように、一球ごとに短く書けば足ります。カップインした球を、無理にショートかオーバーに分ける必要はありません。

前半5球では、直さずに偏りを見る

1メートルのショートパットを、前半5球、一つの変更、後半5球に分けて見直す図
前半5球を記録し、変更は一つだけ。後半5球も同じ場所と狙いで比べます。

一球ごとに、入ったかどうかより先に最初の20〜30センチを見ます。狙いより左へ出たのか、右へ出たのか、それとも狙った方向へ出たのか。外れた球は、手前で止まったのか、カップ脇を通り過ぎたのかも残します。

ここでは原因を決めつけず、同じ外れ方が続いているかだけを見ます。

たとえば5球のうち、右へ出る球が続き、届き方はそろっているなら、次に確かめたいのは打ち出し方向です。反対に、ほぼ狙った方向へ出ているのに手前で止まる球が続くなら、先にタッチを見直します。

後半5球で変えるのは一つだけ

前半に見えた偏りから、後半で試すことを一つ選びます。

左右どちらかへ出る球が続いた場合
狙う場所と強さは変えず、打ち出した直後の方向だけを確かめます。右・左へ出る傾向を詳しく見るときは、打ち出し方向を見直す手順へ進んでください。この10球の途中で、グリップやストロークまで変えません。

狙った方向へ出るのに、手前で止まる球が続いた場合
狙う方向はそのままにして、後半は振り幅を少し大きくします。球ごとに振り幅を変えず、決めた幅で5球を打ちます。PGAの距離感ドリルでも、距離に応じて振り幅を変え、同じ距離では振り幅をそろえる方法が紹介されています。

狙った方向へ出るのに、外れた球が大きく通り過ぎる場合
狙う方向は変えず、振り幅を少し小さくします。「必ず何センチ先に止める」と決め打ちせず、その日のグリーンで前半との差を見ます。

方向も届き方もそろわない場合
前半5球からは、後半で変えることを一つに絞れません。そこで10球を中止し、より短く、曲がりの少ない場所へ移ります。

変わらなければ、修正を重ねない

10球を終えたら、前半と後半のメモを並べます。入った数が一球増えたかではなく、最初に見つけた偏りが小さくなったかを比べます。

右へ出る球や届かない球が減るなど、後半で見たかった偏りが小さくなったなら、その変更を次の練習でも試します。偏りが変わらない、または別の方向へ散り始めたなら、そこで修正を重ねません。いったん元へ戻し、別の日に同じ10球を試します。

距離の打ち分けも練習したい日は、パッティング練習の基本で、距離感と方向性を分ける方法を確認できます。

参考資料